最初に注目される話し方のコツ

PTAでは大勢の前で話をしなければならない場面がしばしばあります。多くの場合、聞き手の注意は散漫で、真剣に聞く雰囲気はありません。そうした場において、自分に注目を集め話を聞かせることができれば、組織の誘導がしやすくなります。相手を「驚かせる」手法を使えば、その入口は突破できます。

催眠術の第一歩は「驚き」

催眠術師が1本のヒモにぶら下げたコインを揺らして、「じっと見つめてください」と相手に言うのを見たことがあるでしょう。コインを見つめさせた状態で「だんだんあなたは眠くなる」と声をかけます。上手な術師が行うと、あっという間に眠ってしまうことがあります。なぜ、簡単にかかるのでしょうか?

コインをじっと見つめていると、誰でも目が乾燥して瞬きをしたくなります。その瞬間に「眠くなる」と言われると、人は「目の乾燥」を「眠気」と勘違いします。要は自己暗示の力で「眠くなった」と思わせることが催眠術のカラクリです。

催眠術は「信じない人ほどかかりやすい」と言います。「コインなどで眠くなるはずがない」と強く思っている人ほど、「眠くなった」と勘違いした時の衝撃は大きいです。「かかってしまった」という驚きが強いため、心のガードが一気に外れます。それで、催眠術に深くかかるというわけです。

聞き手の心のガードを下げる

聞き手を自分に引き込むために催眠術を使うわけではありませんが、手法としては同じです。驚かすことが大切です。人は驚きの瞬間に心にスキができます。心のガードが下がった状態になりますので、懐に入りやすくなります。

驚かすためのテクニックは色々です。例えば、ザワザワしている会場を静かにする方法としては、「大きな声を出す」。当たり前のことですが、最初の一言だけはとてつもなく大きな声にします。「ちょっと大きい」くらいでは驚きません。例えば、マイクを思いっきり口を近づけて「それでは」と言います。次に続く「皆さま」「只今より」などは、一瞬間を開けて普通に言います。声の大きさで驚かすときは長く続けると不快になるので、一言だけにします。

逆に、しばらく何も言わない、という方法もあります。マイクを持ったまま黙って立っていると注目が集まり次第に静かになります。「話すべき人が話し始めない」というのも一種の「驚き」です。世間話をしている人は周りの静かさに気づくと、話をやめます。「自分だけが最後まで話をしていた」という驚きは恥の感情を強め、以降は無駄話を控えるようになります。


話し方には、コツがあります。まずは注目されるテクニック「驚かす」ことを試してみてください。

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