クラブ活動における父母の役割とは?

昔の保護者は子どもの学校での活動にいちいち口出しなどしないものでしたが、現代は多くの保護者、特に母親が口を出します。クラブ活動や部活動は、子どもが自主的に選んで活動するものです。親があれこれと干渉したり、学校の先生方を「指導」したりするのはまったくの筋違い。運営は学校や顧問の先生、子どもたちに任せるのが原則です。いじめや体罰などの問題がない限りは絶対に親が関わってはいけないものだと心得ましょう。PTAの役割は、関わろうとする親を、いかに遠ざけ、干渉させないようにするかです。

一所懸命子どもたちの世界に入り込みたがる親たち

最近の保護者は自分の叶えられなかった夢を子どもに強く投影しています。自分自身が勉強やクラブ活動で活躍できなかったというコンプレックスを、子どもで払拭しようとする心理があるせいです。幼稚園や小学生のころから子どもの運動やスポーツに関わってきた人も多く、大人になるまで親がついていてやらなければならないものだと錯覚している人も少なくありません。そのため、学校でのクラブ活動に積極的に関与しようとしてしまう傾向が強くなっています

練習の仕方から、レギュラーメンバーの選出、ポジションなどに口を出したり、試合のときのメンバーチェンジにまで関わろうとしたりもします。上級性と下級生徒の関係にも口出しし、「生意気な下級生」の保護者を呼び出し恫喝したりということも決して少なくありません。子どものクラブ内での上下関係が親同士の関係にまで通用すると思い込み、「上級生の保護者」として上から目線で他の保護者に「命令」する人もいます。

こうした「やっかい」な保護者をうまく排除しないと、とても大きな問題が生じ、PTAの組織そのものが危うくなってしまいます。そのためには、「早期対策」が重要です。

あらゆる問題が「事後対応」ではうまくいきません。先手を打つことが大切です

問題が生じてから対処しても、ほとんどの場合うまくいきません。必ずどこかにしこりが残り、傷つく保護者、二度と学校に来なくなる保護者などができてしまいます。そうした「悲劇」をおこさないためには、先手を打つことがとても重要です。子どもの活動にいちいち口を出す親が現れたときに、「口を出すのをやめましょう」といえば、個人攻撃になります。言われた方は、自分が責められたと感じますので反発して何らかの対抗措置をとるものです。人によっては、かなり過激な行動に出ることがあり、それが子どもたちの人間関係に影響したり、子どもを傷つけたりすることがあります。

こうした問題は必ず起こるので、PTAの初会合のときや入学式など、とにかく早い段階で「親が関わるのはやめてほしい」と伝えておくことが大切です。全員にワーニングを出せば、それは個人攻撃にはなりませんし、PTAとしてのルールになります。何か問題が生じた時にも「最初にお断りした通り」と注意できるのです。

子どもの活動に参加したり横槍を入れて介入する保護者は必ずいます。そういう人を阻止し排除するためには、問題が生じる前に、ストップをかけておくことが大切です。

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