実は校長先生もただの一会員!?

PTAは保護者と教師とが協力する組織です。それぞれの学校ごとにその規約は異なるためいちがいには言えませんが、一般的には学校長も組織の一因で実は校長先生もただの一会員!?であり、会のトップは会長です。したがって、校長よりも会長の方が「偉い」ことになります。もちろん、学校経営の責任者は校長ですので偉いのですが、校長がその権力によってPTA活動を制限したりすることはできないのが原則です。

校長先生は一会員!?

PTAの規約は学校ごとに異なりますので一概には言えませんが、一般的には学校長は一会員に過ぎません。「実行委員会は、本懐の役員、校長またはその代理によって構成される」「校長は、学校管理ならびに教育上、各委員会等に出席して意見を述べることができる」などと規定されていて、委員会への出席権や意見を述べる権利は認められているものの、最終意思決定権はありません。

学生運動が盛んな時代には左翼思想が蔓延し、PTAの発行する機関誌等にも過激な思想が掲載されることがありました。その頃には、校長によって、PTA広報が検閲されたり、発行差し止めになるということが現実にありました。しかし、本来はそうした権限は校長にはなかったのです。PTAはいかなる組織の支配も受けず、学校に従属するものでもない、という点は理解しておくべきでしょう。ただし、学校運営は、校長を含めた全体で調整すべきものです。PTAと学校長とが対立していてはスムーズに運営できるはずもありません。子どもたちにも良い影響を与えはしないでしょう。PTA組織のトップに立つ人には、さまざまな考え方や意見を調整し前向きな結論に導くという姿勢が必要でしょう。

PTAに政治は似あわない!?

50年代、60年代の全共闘の時代には、政治的思想を持たないことが「恥ずかしい」と感じられました。教師の多くは日教組に所属し、政治的活動をする人も少なくありませんでした。保護者の中にも学校内やPTA活動において、政治的主張を振りかざす人が少なくなかったのですが、それによって、PTAが弱体化してしまったことは否定できないでしょう。学校教育が政治的な偏りを持つことが好ましくないのと同様に、PTAもかたよるべきではありません。

特定の思想に傾倒すると、一部の保護者によって組織運営されるようになってしまいます。多くの保護者がPTAに参加しなくなり、結果として組織の弱体化につながるのです。できる限り公正に運営する意識が大切です。

PTAのトップは会長です。組織図上では学校長よりも会長の方が上に立っています。したがって、PTA活動は校長の権限によって制限されるものではありませんが、協調しなければうまくはいかないものです。また、政治的な偏りも持ちこむべきではありません。

イクメン時代!
オヤジは学校に行くのが当たり前

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