おやじたちのPTA参加術

先生にもバカは大勢いる!?

組織人事を表す際に、しばしば「2-6-2の法則」があげられます。その会社なり、部なりを構成する社員のうち、優秀で利益貢献できるのは2割、利益はあげられないものの自分の食いぶち程度は稼げる社員が6割、お荷物になって会社に食べさせてもらっているのが2割、というものです。 どんな組織にも当てはまるといわれており、小さくても大きくても、かならず2割がサボるようにこの世の中はできています。

不思議なことに、新卒採用で厳選に厳選を重ねて人を採っているはずの一流企業にすら、2割の「食べさせてもらっている」社員がいることが分かっています。大手商社やメガバンクにも、2割の「でき損ない」がいるのです。 なら、優秀な人材など採用しても仕方がないじゃないか、という人がいるかも知れませんが、会社は、最も優秀な2割の部分で勝負が決まっているのです。2割だけ優秀な人材を確保すれば、会社はうまく回ると言えるのかも知れません。

アリの行動を観察すると、「働きアリ」と呼ばれる種類の中にも、2割程の「怠け者」がいるという調査結果があります。「働きアリ」のはずなのに、実際にはエサを取りに行かず全然働いていないのです。「社会的サボリの法則」とも呼ばれますが、人間に限らず、生物全体における必然なのかも知れません。

バカはどこにでもいる!?

数学教師は数学が得意な人で、世界史の教師は歴史が好きな人…と誰もが信じていますけれど、実際には、数学嫌いの数学の先生や、歴史を知らない世界史の先生というものが存在します。やはり、2割程度の教員は、自分の専門科目が好きではない、あるいは、苦手だと感じています。「じゃあ、なんで教師なんかになっとんだ?」と疑問を抱く人もいるでしょうけれど、それが「社会的サボリ」なのですから仕方がありません。

決して初めから「教師になってサボってやろう」などと考えていたわけではないはずです。自分には数学を教える能力がある、歴史を教えるのに向いている、教師になって楽しく生きられる、と思っていたのに、結果とし能力を発揮できなくなってしまったのです。いずれにしても、教師の中にも「バカ」います。そして、過半数の教師が「普通」レベルであることも確かです。学校は2割の有能な先生によって、レベルが維持されていると言えるでしょう。

自分の身は自分で守る!?

現代の子供たち、その親たちは、教育を「他人に任せる」ことに慣れすぎてしまい、自ら努力しようとしません。そもそも、学力を伸ばそうとするときに、学校や塾の指導力に頼ろうとするのは甘いでしょう。学校が社会に出るための準備をする場所だと考えるとすれば、社会の仕組みに準じていなければなりません。

ビジネスの場では、必要な知識は自らの力で手に入れるのが普通です。研修制度というものもありますが、それ以上に日頃の業務の中で、あるいは自己啓発で成長するものです。「俺が仕事ができないのは上司のせいだ」などと叫べば、怠け者のバカ扱いされるのが当たり前。自らの力をつけようとする者が生き残るのです。

先生にもバカは大勢います。それが現実ですし、社会も同じようなもの。自ら学習する力をつけなければなりません。