まずはスピーチ原稿の下書きをしてみましょう

大勢の人の前で話をするときに、原稿の下書きもしないで臨む人に、スピーチ上手はいません。話の上手な人は、必ずしっかりと事前準備をしているものです。人前で話をして笑わせることを仕事にしている人たちは、皆、原稿を用意しています。落語家は「ネタ」をベースに話をするものです。その場の思い付きで話して笑わせているわけではありません。

「笑点」という落語家の番組がありますが、あれはアドリブで笑わせているわけではありません。すべてのセリフに台本があり、プロの落語家たちはそれにそって話をしているのです。いくらプロでも、その場の雰囲気だけで笑いを取ることなどできません。人を面白がらせるためには、それなりの戦略が必要なのです。

あいさつには起承転結が必要です

ダラダラと脈絡なく続く話というのは面白くありません。何を話しているのかポイントが明確でないと、聞き手にとっては聞きづらくなります。式典などで、えんえんと続くスピーチを聞いてうんざりしてしまうという経験は誰にでもあるでしょう。話が長くなればなるほど、本来の目的からそれていくリスクが高まります。どんなに話のうまい人でも、話の内容がしっかりと整理されていないと、聞き手は理解できなくなります。

話す内容が決まったらまずは下書きをしてみましょう。話にまとまった印象を与えるためには、起承転結があると良いです。「転」を抜いて、起承結(=序論、本論、結論)にしても構いません。古くからある話法のひとつですが、型にはめることが嫌いな人も、試してみてください。起承転結のないスピーチが面白くなる可能性はほぼゼロに等しいです。ある意味では、スピーチにとっての絶対条件と言えます。

長さはその場に応じた時間により決定されます

挨拶を何分するのか、というのは内容を決める上でも大切なことです。3分程度であることが多いですが、中には10分、20分ということもあるでしょう。長くなれば、説明的要素が含まれてきます。だいたいの目安としては、原稿用紙1枚、300文字から400文字程度の内容で1分かかると考えればいいでしょう。もちろん、話すスピードや間の開け方にもよりますので、一概に言えるわけではありません。

原稿が完成したら自分で声に出して読んでみて、だいたいの時間を計ると良いでしょう。一般的には、本番で早口になるケースが多く、自宅で読んだ時よりも2割ほど短い時間で終わってしまいます。本番ではできる限り、ゆっくり話すことを心がけると良いでしょう。

スピーチには内容の下書きが必要です。まずはざっと作り、時間に合わせた長さにした後に、原稿を精査して本番用の原稿に作り替えていきます。下書きの段階で起承転結がしっかりしていないと、話としてまとまりに欠けたものになってしまいます。起承転結を定めることは、自分自身が話す内容をしっかり認識することにもつながります。良いスピーチをするうえで下書きはとても大切ですので、時間をかけて作るべきです。プロのスピーカーの場合、3分の話のために3日費やすなどということはごく普通のことです。

イクメン時代!
オヤジは学校に行くのが当たり前

こんなオヤジに気をつけよう!

Copyright© 学校へ行こう!おやじたちのPTA参加術 All Rights Reserved.